
つけっぱなしにしても大丈夫なピアスの素材とは?注意点も解説
ピアスは毎日のコーディネートを引き立てるアクセサリーですが、素材によっては長時間の着用で肌トラブルを起こすことがあります。ケアを怠るとピアスホールの炎症や素材の劣化を招くおそれがあるため、注意が欠かせません。とくにつけっぱなしにしたい方は、金属アレルギーを避けるための素材選びが重要です
この記事では、つけっぱなしにおすすめの素材や形状、さらにケアのポイントを解説します。金属アレルギーが心配な方や、毎日ピアスを外すのを面倒に感じている方は、参考にしてください。
つけっぱなしにおすすめのピアスの素材
ピアスをつけっぱなしにしたいなら、まずは「素材選び」がもっとも大切です。肌にやさしい金属を選ぶことで、かゆみや赤みなどのアレルギー反応を防ぎ、長時間快適につけられます。
ここでは、つけっぱなしにおすすめの代表的な素材を紹介します。
- サージカルステンレス
- 純チタン
- プラチナ
- ゴールド(18K以上推奨)
自分の肌質やライフスタイルに合う素材を知り、安心しておしゃれを楽しみましょう。
サージカルステンレス
医療現場でも使用されるSUS316Lという高品質なステンレス素材です。汗や水、海水にも強く、錆びや変色が起こりにくいことから、つけっぱなしに適しています。
最大の特徴は、ニッケルの溶出がほとんどない点です。金属アレルギーを起こしにくく、敏感肌の方でも安心して着用できます。
また、メッキやコーティングで色づけしているわけではなく、素材そのものがアレルギー対応金属のため、剥がれや劣化の心配も少ない傾向です。
汚れが気になるときは、やわらかい布で軽く拭くだけで美しさを保てるため、メンテナンスの手軽さも魅力です。
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純チタン
軽くて強度の高い金属で、アレルギーを起こしにくい素材として知られています。汗や皮脂、海水にも強く、錆びにくく変色しにくいため、つけっぱなしでも清潔に保てます。ニッケルを含まないため、肌が敏感な方やアレルギー体質の方にもおすすめです。
光沢を抑えたマットな質感が、シンプルながら上品な印象を与えるでしょう。毎日身につけるピアスとして、実用性とデザイン性を兼ね備えた優秀な素材といえます。
プラチナ
プラチナ(白金)は、化学的に安定した貴金属で、酸化や変色がほとんど起こりません。汗や水、空気中の成分にも影響されにくく、つけっぱなしでも長期間美しい輝きを放ちます。
また、金属アレルギーの原因となるニッケルや銅をほとんど含まないことから、肌が敏感な方にも安心です。合金化によって耐久性を高められているため、やわらかすぎず硬すぎない適度な強度があり、変形しにくいのも特徴です。
高級感のある白い光沢が肌を明るく見せ、フォーマルにもカジュアルにもなじみます。価格はやや高めですが、その分、永く愛用できる耐久性と価値を兼ね備えた素材といえるでしょう。
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ゴールド(18K以上推奨)
ゴールドは見た目の華やかさと高級感から人気の高い素材ですが、つけっぱなしにするなら18K以上がおすすめです。18Kは純金の割合が高く、汗や水分による変色・腐食が起こりにくいため、長時間の着用にも安心です。
一方、10K以下のゴールドは金の含有率が低く、銅や銀、ニッケルなどの金属が多く混ざっています。そのため、変色やアレルギー反応を起こすリスクが高まります。
純度が低いほど光沢も落ちやすく、経年劣化で色味がくすむこともあるでしょう。
つけっぱなしにおすすめの素材加工
上質な金属でも、表面加工の方法によってはアレルギー反応や変色が起こることがあります。つけっぱなしで使うピアスを選ぶときは、素材だけでなく、加工の種類も大切です。
ここでは、つけっぱなしに適した代表的な素材加工を紹介します。
- ニッケルフリー
- PVDコーティング
どちらもアレルギーを防ぎつつ、金属の輝きを長く保つ効果があります。
ニッケルフリー
ニッケルは金属の光沢を出すために使われることが多い成分です。汗や皮脂に反応して溶け出すと、かゆみやかぶれを引き起こす場合があります。
一方、ニッケルフリーは、ニッケルの溶出を防ぐ加工または含まない素材を指します。ニッケルフリー加工のピアスは肌への刺激が少なく、アレルギー体質の方でも安心して使用可能です。
素材本来の色味を活かした上品な仕上がりになりやすく、自然な美しさも楽しめるのも特徴です。アレルギーを予防したい方や、肌荒れを防ぎたい方によい選択肢となるでしょう。
PVDコーティング
PVDコーティング(Physical Vapor Deposition)は、真空中で金属を蒸着させる高耐久の表面加工です。一般的なメッキよりもはるかに密着性が高く、摩擦や汗、水分による剥がれや変色を防ぎます。素材の美しい光沢を保ちながらも、アレルギーの原因となる金属が肌に直接触れにくくなるのが特徴です。
さらに、PVDは化学薬品を使わないため環境にもやさしく、経年劣化にも強いことから、つけっぱなしアクセサリーに最適といえます。日常生活で水や汗にさらされる機会が多い方には、とくにおすすめの加工方法です。
つけっぱなしにおすすめのピアスの形状
快適にピアスをつけっぱなしで過ごすためには、素材だけでなく、装着のしやすさや安全性に考慮された形状選びが重要です。ここでは、つけっぱなしに適した人気の形状を3つ紹介します。
- ラブレットスタッド
- セグメントクリッカー
- ワンタッチリング
耳への負担を軽減しながら、長く清潔におしゃれを楽しみましょう。
ラブレットスタッド
ラブレットスタッドは、後ろ側が平らなキャッチ一体型のピアスです。装着時の引っかかりが少なく、寝ている間やマスクの着脱時にも安心して使えます。
ポスト部分がネジ式やはめ込み式になっており、外れにくい構造が特徴です。耳たぶの裏に圧がかかりにくく、長時間つけても痛くなりにくいため、つけっぱなしに最適です。
小さなストーンやパールなど、シンプルで上品なデザインが多く、オフィスや普段使いにも人気があります。
セグメントクリッカー
セグメントクリッカーは、リングの一部が開閉できる構造のピアスです。ヒンジ付きでワンタッチで着脱可能で、キャッチが不要なため外れにくいのが特徴です。フラットな円形デザインで耳にぴったりフィットし、髪やマスクに引っかかりにくいため、日常使いにもよいでしょう。
細身のフープ型や、表面に小粒のストーンを並べたデザインが多く、華奢で洗練された印象を与えます。
ワンタッチリング
ワンタッチリングは、カチッと閉じるだけで装着できるシンプルな構造で、スムーズに着脱可能です。リング状なので耳たぶに均一に力がかかり、つけ心地が軽いのも魅力です。キャッチを紛失する心配がないのも、利点の1つでしょう。
引っかかりが少なく寝るときも比較的邪魔になりにくいため、つけっぱなしに向いた実用的なデザインです。ゴールドやシルバーのミニフープ、ダブルラインなど、シンプルながら存在感のあるデザインが多く見られます。
ピアスをつけっぱなしにするメリットとデメリット
ピアスを毎日外すのが面倒に感じる方や、忙しい朝に時短したい方には「つけっぱなしピアス」が便利です。ただし、長時間身につけることで快適さと引き換えに、把握すべきリスクも存在します。
ここでは、つけっぱなしにするメリットとデメリットを説明します。
- メリット
- デメリット
それぞれ見ていきましょう。
メリット
ピアスをつけっぱなしにする最大のメリットは、着脱の手間がなくなることです。忙しい朝でもすぐに外出でき、コーディネートを考える必要がありません。
常につけていることでホールが安定しやすく、閉じてしまう心配も少なくなります。デザインを選べば、日中も就寝時も自然になじみ、シーンを問わずおしゃれを楽しめます。
さらに、着脱の回数が減ることで、キャッチやピアス本体を紛失するリスクも下がり、長く愛用しやすくなるでしょう。毎日の負担を減らしながらおしゃれを続けられる点が、つけっぱなしピアスの大きな魅力です。
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デメリット
つけっぱなしにすることで起こりやすいデメリットの1つが、汚れや皮脂の蓄積です。耳たぶとピアスの間に汗や皮脂が溜まりやすく、放置すると臭いや炎症の原因になります。
また、寝ている間や衣類の着脱時にピアスが引っかかり、ピアスホールが傷つきケガにつながるリスクもあります。長期間同じピアスを使用し続けると、金属の摩耗や変色が進み、見た目がくすむ場合もあるでしょう。
さらに、体質や季節によっては金属アレルギーを発症する可能性もゼロではありません。快適に使うためには、こうしたリスクを理解したうえで素材や形を慎重に選ぶことが大切です。
ピアスを外したほうがよいシーン
肌にやさしい素材でも、すべての状況でつけっぱなしにできるわけではありません。水分や摩擦、熱、衝撃が加わるシーンでは、ピアスやホールに負担がかかることもあります。 外すべき代表的なシーンを以下にまとめました。
- 美容院やお風呂など耳が濡れるとき
- 運動するとき
- 寝るとき
それぞれリスクを理解し、清潔な状態でピアスを長持ちさせましょう。
美容院やお風呂など耳が濡れるとき
水分や石けん、トリートメント剤がピアスやホールに残ると、金属の劣化や肌の炎症を引き起こす原因になります。そのため、シャンプーや入浴時など耳が濡れる場面では、ピアスを外すのが基本です。とくに美容院では、薬剤やスタイリング剤に含まれる成分が金属と反応し、変色するケースも少なくありません。
濡れたまま放置すると、ピアスの隙間に雑菌が繁殖し、臭いやかゆみが出ることもあります。つけっぱなし対応素材であっても、シャンプーやカラーの前には一度外し、清潔な状態で再装着するのが望ましいでしょう。
運動するとき
運動中は体温の上昇や発汗によって、ピアスホールが蒸れやすくなります。その状態でピアスをつけたままにすると、皮脂や汗が金属と反応して、かゆみや赤みを引き起こす原因になりかねません。
スポーツ中は動きが大きくなるため、ピアスが衣服やタオル、ヘッドフォンなどに引っかかる危険もあります。とくにランニングやヨガなどで顔や耳を拭く動作が多い場合、ホールの負担が大きくなるでしょう。
素材に関係なく、体を動かす前にはピアスを外しておくのが安全です。トレーニング後に再装着する際は、汗を拭き取って耳を清潔にしてからつけ直しましょう。
寝るとき
寝返りや枕との摩擦でピアスが引っかかることで、ホールが傷ついたり、ピアスが変形したりするおそれがあります。そのため、就寝時はピアスを外して休みましょう。
とくにポストタイプやキャッチ付きのデザインは、後ろ側が肌にあたって痛みや違和感を覚えることも。また、寝汗や皮脂の分泌によって、ピアス周りが蒸れやすくなり、炎症や臭いの原因になることもあります。
どうしてもつけたまま寝たい場合は、ラブレットスタッドやフラットキャッチなど、凹凸の少ないデザインを選ぶのが無難です。朝起きたときに耳が赤くなっていないか、こまめにチェックしましょう。
ピアスをつけっぱなしにする注意点
ピアスをつけっぱなしで快適に保つためには、日々のケアと早めの対処が欠かせません。安全な素材でも、清潔を保てなければトラブルの原因になります。
以下に、長く安心してピアスを楽しむためのポイントを整理しました。
- こまめに洗浄しケアする
- 肌トラブルを見逃さない
- トラブル時はすぐに医療機関に相談する
ぜひ、実践してください。
こまめに洗浄しケアする
耳たぶやピアスの隙間に皮脂や汚れが溜まると、臭いや炎症の原因になります。そのため、 つけっぱなしでも、定期的な洗浄は必要です。
ピアスホールが安定したあとは、週に数回はピアスを外し、ぬるま湯や中性洗剤でやさしく洗って乾かしましょう。アルコールで拭き取ると清潔を保ちやすく、長期間の使用でも衛生的に保てます。ただし、素材によっては変色のおそれがあるため、注意してください。
肌トラブルを見逃さない
軽い症状でも放置すると炎症や膿が広がることがあるため、赤みやかゆみ、痛みを感じたときは、早めに異変を確認しましょう。
とくにホール周辺の腫れや出血は、感染のサインかもしれません。鏡でこまめにチェックし、違和感を覚えたら無理やりつけ続けるのではなく、すぐにピアスを外して安静にしてください。
トラブル時はすぐに医療機関に相談する
症状が悪化すると、ホールの閉鎖や跡が残るリスクがあるため、自己判断で薬を塗ったり、無理にピアスを動かすのは避けましょう。
痛みや腫れが治まらない場合は、皮膚科や耳鼻科で診察を受けるのが安心です。早めの対応が、トラブルを長引かせずに済ませる最善の方法です。
ピアスをつけっぱなしにするなら素材に配慮を
ピアスをつけっぱなしにするには、素材・加工・形状の3点を意識して選ぶことが大切です。サージカルステンレスや純チタンなどの低刺激素材を選び、こまめなケアを心がけることで長く清潔に使えます。ただし、どのような素材でも水分や摩擦によるトラブルは起こりうるため、日常の扱いには注意が必要です。
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